危険な賭け

  この10日に、我が国首相は米国新大統領に会いに行くという。相手がどんな考えを持っているのか、何をどのようにしようとしているのか、不明のまま会いに行って、何を話そうとしているのか。とにかく急いでご機嫌伺いに行かなければ、という感じで、お土産もたっぷり持っていくようだ。その中には米国内の雇用対策の為のインフラ投資や、積極的な民間工場の建設など、日本国内の対策よりも米国国内の投資が優先ようだ。この人は、どこの国の首相なのだろう。

  この新大統領、商売上手のようだから、貢物を持ってくるような相手には、更なる要望を出してくるのではないか。うまく取り入って要求をかわせればいいが、飛んで火にいる夏の虫、となるかもしれない。正体不明の相手に、一方的に平身低頭してすり寄って、大丈夫なのだろうか。英露以外で、新大統領を積極的に支持する、いわゆる先進国の首脳はいない。どんな人物か出方を窺っている感じである。その中でのこの行動である。

  はたして、我が国の首相は米国新大統領と、まともに話ができるのであろうか。