政治のレベルは国民のレベル

  森友学園問題で、政府与党は何とか収束させようとしている。最近の世論調査でも、与党の説明は不十分であるという回答が調査によって6割から8割と出ている。一方で、同時に行われている内閣支持率は、ほとんど横ばいとなっている。政府の対応は不十分ではあるが支持はする、というなんだかわからない結果が出ている。

  個別問題と内閣支持率を切りはなして考える、という思考回路が私には理解できない。現内閣になってから、ずっとこの傾向は続いている。今までも、特定秘密保護法集団的自衛権などの時も同じ現象が起こった。内閣を支持するかしないかは、その内閣がどういう政策をどう行なっているか、ということが判断基準になると思うのだが。

  現内閣は、ここのところをしっかりとみているようだ。自分たちの好き勝手なことをやっても、それに対しては批判は出るものの、支持率には影響が出ない。だから、野党が何を言おうが、われ関せずで、意味不明の答弁を繰り返し、国民が納得するかどうかなど関係なく、ただ言わしておけばいい、という状態が続いているのだろう。

  国民が現状の対応でも支持している以上、政府与党が真摯に問題に向き合う、という姿勢を見ることはできないのだろう。気が付けばこんなところに来てしまった、となってもその時には手遅れだろう。民度と政治レベルは相関関係にあると思うがどうだろう。