これから先の日本が心配

  2013年頃から日本の政治状況は、それまでの感覚では理解しがたい感じになってきている。特定秘密保護法の制定、集団的自衛権の行使容認と安全保障関連法の制定、そして現在進行中の「共謀罪」の趣旨を含む組織的犯罪処罰法、さらに2020年までに改正憲法を施行したい、と安倍首相が突然言い出したり。

  安倍さんが言っていた「取り戻したい日本」の姿とは、これらを全て実施した状況を指しているのだろうか。これらの運用次第でどんどん拡大解釈できるような法律を定め、それから何をしたいのだろうか。よくわからないが、太平洋戦争前の日本のイメージのようだ。それが取り戻したい日本なのだろうか。もう一つ安倍さんの言う「美しい日本」とは、反対意見を封じ込め、国民が皆同じ方向を向いている姿、それを美しいと言っているのだろうか。

  一方で、「日本を取り戻す」とか「美しい日本」とか、よくわからないことを言い、一方で、その言動は戦前回帰志向、とよく言われる安倍さんですが、その心は、戦前回帰ではなく現在の戦前化、次なる戦争へ向かって準備を着々と進める、ということなのだろうか。「共謀罪」法案までは何とか強引に進めてきたが、これ以上安倍さんの思い通りに進めていてはいけないと思うのだが。