いつものせりふ

  内閣改造が行われた。改造の目的はよくわからないが、国民の視線をちょっと変えたかったのだろう。しかし、内閣改造後の記者会見を見て、既視感で、やはりまだ続いているんだ、と強く感じさせられた。会見の内容は相変わらず、さまざまな問題により不信を招いたので反省しお詫びしたい、というもの。ここで頭を下げたものの、それで幕引きとはいかないだろう。ここは頭を下げる場面ではない。本気で反省しているなら疑惑解明に向けて努力すべきである。頭を下げるのはすべて解明された時である。口先だけ、パフォーマンスだけ、はもう聞き飽きたし見飽きた。いい加減に止めて行動で示してほしい。

  というのも、早速、陸上自衛隊日報問題での閉会中審査で自民党は稲田前防衛大臣の出席を拒否した。これに対して安倍さんは、これまたいつものように、国会の要請があれば誠実に対応すると思う、と国会を使って自分の責任を回避しようとしている。その気があるなら、自民党総裁なのだから、国会対策委員長に指示を出せばいいだけ。憲法改正では党内にいろいろ指示を出しているのだから。都合が悪くなると首相と党総裁を使い分けて逃げるのは、政治家としての資質に問題ありだろう。

  しかしちょっと残念なのは、内閣改造後の内閣支持率が2,3の調査結果によると10%近く上がったという。何で目先を変えようというだけの内閣改造で支持率が上がるのか不思議である。安倍さんの目論見のように、時が経てば国民は忘れてくれる、とならなければ良いのだが。