戦争をしてはいけない

  ローマ法王が配布を指示した写真。長崎原爆投下の被害者の姿をとらえた1945年の写真で、死亡した弟を背負いながら火葬場で順番を待つ1人の少年の姿をとらえたもの。この写真を、カードの裏に自身の署名とともに「戦争が生み出したもの」という言葉を記載して配布するよう指示を出した、という。

  この写真は、どんな言葉より心に訴えかけるものがあると思う。この写真を前にして現在の政治家は何を思うのだろうか。というより、この写真を見たことがあるのだろうか。ぜひ国会議員全員に配布して欲しいものである。この写真を見て何を感じ、何を思いますか。何も感じませんか。

  まさか広島平和記念資料館へ行ったことが無い国会議員はいないと思うが、もしそんな国会議員がいるなら、直ぐにでも行って欲しい。また、当選した国会議員全員には、靖国神社ではなく、広島平和記念資料館への1年に1回以上の訪問を義務付ける位の事をした方が良いだろう。広島へ行って、当時の惨状の片鱗だけでも見て、何を感じ、何を思いますか。何も感じませんか。それでも戦争をしたいですか。戦争にならないように、と軍備の増強に走りますか。戦争をしないための軍備などあり得ません。

  安倍首相は、年頭の記者会見で憲法改正に強い意欲を示した。憲法改正自衛隊を軍隊とし、自由に戦争の出来る国にしたい、という野望をかなえる第一歩としたいのだろう。現実は、現憲法の中で自分の好き放題に自由に解釈し、今や、現憲法無きが如し状態である。今のままでも、どんどん歯止めを無くしてしまって、普通に戦争が出来る国になってしまっている。この上、憲法を改正して何をしたいのか。というより、今の強引な解釈改憲にはやはり後ろめたさがあり、それを正当化するために憲法改正したいのだろう。

  安倍さんの執務室に是非この少年の写真を置いて欲しい。そして、何のために、今の時点で、憲法を改正しなければならないのか。何が不都合で憲法を改正したいのか。憲法改正することを目的としていませんか。そんなに戦争がしたいですか。