何処までも不正直、不誠実な安倍首相

  自民党の総裁選挙で自民党がその芯まで腐っていることが露呈した。石破さんが立候補表明時に掲げた正直、公正というキャッチフレーズに、安倍首相への個人攻撃だと党内から反発が出ている、という。主張としては当たり前のことをだと思うのだが、この言葉が安倍さんへの攻撃に結びつく、ということは、党内でも安倍さんイコール不正直、不公正の認識が一般的である証左であろう。だから、正直、公正が安倍攻撃と認識され、それを排除しようという動きになった、と思われる。

  党内で安倍さんイコール不正直、不公正の認識が広く認識されていても、それでも安倍さん支持にまとまるというのは、この党は一体どうなっているのだろうか。最早、自民党は、公党ではなく安倍さんの私党となったのだろうか。それでも公党を名乗るなら、もう芯まで腐ってしまっている、としか言いようがない。

  このキャッチフレーズを個人攻撃だと非難する動きに、石破さんが、今後このキャッチフレーズを使わない事も考える、と言ったが、こんなことで怯んでは、対立候補として心もとない。せっかく支持しようとしている党員の支持が離れるかもしれない。政策ではなく、政治姿勢なのだから、今後も引き続き、事あるごとに堂々と述べて欲しい。

  また、安倍さんもようやく立候補表明をしたが、その内容たるや、またいつものパターンか、である。毎年のスローガンと同様、これまでの政権運営の総括はせず、良い部分だけをさらっとアピールしただけで、今後の政策には触れなかった。安倍さんが最も力を入れている筈の、憲法についても全く触れていない。私的な集会では憲法について言いたい放題語っているのに、いざ公の場になると口を閉ざす。全く不正直な姿勢である。これまでの国政選挙と同様、選挙が終わるまでは口を閉ざし、選挙が終わると、信任を得たとばかりに憲法を持ち出すことだろう。

  一方で、何のことか良くわからないが、これからの新しい日本の国づくり、については骨太の議論をしたい、と述べている。これまた、これまで丁寧な説明をする、と言ってきたのと同様、取り敢えず言っておこう、ということだろう。全く本気度が疑われる。外交日程と調整して、とか言って逃げることだろう。本気なら、何日にその議論をするのか、早々に決まることだろう。

  こんな芯から腐ったような自民党の総裁選挙で、不正直、不誠実な安倍さんが次期総裁になるのだろうが、こんな(とても政治家とは呼べない)政治屋たちに支配される日本はどうなってしまうのだろう。